ドラム式洗濯機の洗剤は、粉末と液体どちらがおすすめ?
2017/08/06

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洗剤はどっちがいいの?
多忙な現代における洗濯の仕方も、夜遅くに回しても大丈夫な清音タイプなど続々と登場し、
洗濯するスタイルも変わってきていますよね。
ドラム式洗濯機ならではのお悩みと言えば、「洗剤」にまつわるものですよね。
他にも、溶け残りや黒ずみ、黄ばみなどの問題もあります。
これらの問題を解決してくれる洗剤は粉末と液体どちらがいいのでしょうか?
ドラム式洗濯機に合った洗剤を詳しくご説明いたします。
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目次
ドラム式洗濯機を制すには機能をよく知ること
ドラム式洗濯機がタテ型洗濯機とどのように違うのかご存知でしょうか?
この違いの機能を一覧にしました。
ドラム式洗濯機 | タテ型洗濯機 | |
洗い方 | たたき洗い | もみ洗い |
洗浄力 | 弱め~普通 | 強い |
節水・節電 | 良い | 普通~やや多め |
乾燥 | 優れている | 乾くことはない |
衣類の傷み | 見られる | 少なめ |
洗濯時間 | 長め | 普通 |
乾燥時間 | 早め | やや時間がかかる |
ドラム式洗濯機はタテ型洗濯機に比べて、
約70%の水で洗濯ができるほどの超節水です。
ドラム式洗濯機と言えば、たたき洗いと乾燥機機能が有名ですね。
どの洗濯機にも共通することですが、洗濯ものを詰め込みすぎると、洗浄力が低下することがあるほか、
取り出し口が低く、小さなお子様が洗濯機に入って閉じ込められてしまった事案もあるので注意が必要です。
乾燥機などを効率よく使うには、こまめな掃除も必要になってくるので、メンテナンスに時間がかかる傾向にあります。
ドラム式洗濯機を持っている人は、タテ型洗濯機を使う人と比べて、1週間で4,5キロ、洗濯を多く回す傾向にあるようです。
子育て世代や仕事が忙しいなど、たくさん洗濯をし、早く乾かす必要があるということなのでしょうね。
『粉末』洗剤の特徴・使い方
【粉末洗剤の特徴】
・泥汚、黄ばみ、皮脂汚れ、食べ物など、
弱アルカリ性なので汚れ落ちが良い。
・価格が安い。
・低温だと溶けにくい。
・洗浄力があるだけに、繊維がごわつきやすい。
【ドラム式洗濯機での使い方】
・ドラム内に直接、振り入れる。
・残り湯を使用して溶け残りを防ぐ。
『液体』洗剤の特徴・使い方
【液体洗剤の特徴】
・液体なので、溶けやすく酵素系洗剤とも混ざりやすい。
・価格が粉末洗剤と比較すると高い。
・汚れ落ちは普通、外遊びなどの汚れものが多い家庭には不向きかも。
【使い方】
・適正量を計量して入れるだけです。
※ドラム式洗濯機のタイプによっても量が違います。詳しくは後ほどご紹介しています。
・食べこぼしなどのひどい汚れには、予め、つまみ洗いなどをしておく必要があります。
みんなは粉末洗剤・液体洗剤、実はどっち?
調査によると、ドラム式洗濯機を使っている人の約70%が「液体洗剤」を使っています。
溶け残りの心配がないことが断トツの理由なんだそうです。
粉末洗剤を溶かす手間や溶け残りによる洗い直しが必要ない点でも、
忙しく家事をこなす人にとっては助かりますね。
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気になる黒ずみ。黄ばみ予防は?
ドラム式洗濯機を使う人が多く悩むのが「黒ずみ」と「黄ばみ」です。
人体に影響はないですが、普段の洗濯で洗濯洗剤の残留はゼロにはなりません。
洗剤の残留量についての法律での規定はないものの各会社で規定があり、おおよそ10~12ppmと規定されています。
ドラム式洗濯機は節水できる機能がゆえに、洗剤の適正量を超えてしまうと、
洗剤が衣服に残りやすく、黒ずみや黄ばみが発生しやすいのです。
洗濯機メーカーが悪いのか!と思ってしまいがちですが、洗剤量・低水量・水圧などの実験を繰り返し行っています。
さまざまな厳しい条件をクリアできなければ、洗濯機メーカーは販売に至りません。
洗剤について、メーカー側は適量であれば低水量であってもすすぎに問題はないとしています。
粉末と液体、どちらにおいても「適正量」を守ることが必要になってきます。
【具体的な方法】
・黒ずみ対策には抗菌作用がある洗剤や酵素系洗剤を併用する。
・黄ばみ対策はドラム式洗濯機での洗い時間を延長もしくは水位を調節する。
・共通して言えることは、しっかり洗って、しっかりとすすぐこと!につきます。
すすぎを残り湯で行わないことも予防策の1つですし、部屋干しでも臭いにくくなりますね。
ジェルボールの洗剤はどう?
ポンと入れるだけで、洗濯ができる手軽さで登場してどのくらいたったでしょうか。
この洗剤の良いところは、「計量がいらない」ことでしょうか。
ただ、どの洗濯物の量に対しても1個使用するので、
少しの洗濯なら粉末・液体洗剤を使うなど使い分けている人も多いようですよ。
小さなお子様やペットがいるお宅では、誤嚥や窒息などの安全に十分に配慮する必要があります。
洗剤量に困ったら見て確認しよう!
あいまいになりがちなのが洗剤量かもしれません。
実は、ご使用中のドラム式洗濯機によっても洗剤量が変わってくるからです。
覚えておきたいのが、ドラム式洗濯機は水量ではなく「洗濯物の重量」で洗剤量が変わるということです。
10年ほど前に、洗剤の溶け残りによる相談が国民生活センターに寄せられたことがありました。
洗濯洗剤量については洗濯機メーカー独自によるもので、
洗剤メーカーとの情報の共有化が図れていない結果が報告されました。
その後、どうなっているのかは調べてみましたが詳しいことは不明です。
洗濯機の取扱説明書や洗濯機・洗剤メーカーのHPにも、
洗剤量についての記載や注意書きがされているので確認することが必要でしょう。
お使いのドラム式洗濯機のタイプの確認と、
洗濯物の重量で洗剤の適正量を守ることが、キレイに洗濯を仕上げるコツです。
まとめ
外遊びや部活など汚れが強い場合には「粉末洗剤」が役立ちますし、
普段の生活程度なら「液体洗剤」で十分汚れは落とせそうです。
ドラム式洗濯機であっても、ライフスタイルに合った洗剤を選ぶことで、スッキリ気持ちよく過ごせるはずです。
粉末洗剤も液体洗剤も日々、変わっていきますので上手に使いこなし、楽しみながら洗濯していきたいところですね!
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