犬臭い部屋の消臭対策は?室内犬の体臭と部屋のにおいの消臭方法
2016/09/13
意外と気になる犬のにおい!生き物なのである程度においがするのは当たり前ですが
さすがに大切な来客時や人から「犬臭い」と言われた時は気になりますよね?
そこで今回は室内犬の体臭と部屋のにおいの消臭対策をご紹介致します。
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目次
1.トイレ臭
やっぱり一番のにおいの元といえばこれ。
毎日排泄してくれるのは健康な証拠なのでとってもいいことなのですが、その後しっかりと対策してあげないと部屋中を異臭が漂います。
おしっこをした直後より時間が経った後の方が臭いが増すのは空気中の細菌と尿素が反応してアンモニアに分解されるからです。
尿素はアンモニアに分解される過程で悪臭が発生してしまうので、排泄後はなるべくすぐに原因を取り除く必要があります。
対処法
・排泄後のお尻周りとおしっこをした後の足裏、お腹周りを除菌・消臭剤で優しくふき取る
・臭い成分までしっかり吸収してくれるペットシーツを設置し使用後はすぐに交換する。
・床、壁に散らばっている可能性もあるのでトイレ周りをよく見て拭き取る。
排泄を行う素振りが見えたらすぐに臭い対策できるように準備しておきましょう。
2.口臭が気になる
愛犬の顔に鼻を近づけた時、においが気になったりしませんか?
いくら大好きなペットでも悪臭を放つ口で顔を舐められると辛いですよね。
その臭いの原因は人と同じく虫歯や口内トラブルの可能性が高いので、口内環境の改善から始めましょう。
対処法
・餌を与えた後は必ず口の周りを拭き取る
・歯磨きは最低でも3日に1回は行う
・毎日歯磨きガムを与える(その間は側を離れない)
・症状が酷いなら病院で治療してもらう
内臓疾患等の可能性も考えられるので、判断に迷うなら病院に連れて行きましょう。
3.からだの臭い
犬は人間とは違い汗はあまりかきません。
その代わりに皮脂をたくさん分泌しており、その皮脂が酸化するとあの独特の「犬臭い」臭いを放ちだすのです。
また、いくら汗をかきにくいとは言っても全身にアポクリン汗腺という汗腺はあります。
アポクリン汗腺とは人間でいうワキガの原因となる汗腺。
つまりここから分泌された汗が酸化する事によっても悪臭を放ちます。
他にもドックフードなどの食べ物により体内環境の悪化が原因として、発生したりもするので注意が必要です。
対処法
・こまめに(最低2週間に1回)はシャンプーを行う
・シャンプーは無添加の犬に優しいものを
・シャンプー後は必ず乾かす(毛を乾かすのでななく地肌を乾かす)
・パグなどのシワが多い犬種はシワの間までしっかりとケアする
・餌はできるだけ植物性タンパク質が使われていないものを与える(消化しにくい為)
・こまめにブラッシングを行い毛に汚れがたまらないようにする
その他・耳、肛門腺が原因の臭い
垂れ耳や脂症の場合、湿気がこもりやすく菌にとっては最高の隠れ家になります。
垂れ耳でなくてもシャンプーついでに綿棒やカット綿に除菌剤をつけて汚れを取ってあげましょう。
ちなみに犬の耳は奥でしっかりと曲がっているのでたっぷり水分をつけても問題ありませんよ。また犬には「肛門腺」と呼ばれる分泌物が入った袋が肛門の左右に存在しています。
通常は便と一緒に排出されるのですが、栄養過多やストレスなどが原因で出なくなると、何かが腐敗したような臭いがしてきます。
犬自身も肛門を気にし出してしまうので、トリミングに行った時などに出してもらいましょう。
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お部屋が臭う・・・。すでに染み付いた臭いへの対処法
ドアを開けた瞬間に「むわっ」と臭う瞬間。嫌ですよね。
愛犬へのケアはバッチリでも、すでに染み付いてしまった臭いはなかなかきえません。
ここからはすでに家や部屋に染み付いてしまった臭いへの対処法をご紹介します。
換気と空気清浄機は基本中の基本
最近の空気清浄機は臭いだけでなく空気中に散ったペットの毛なども吸収してくれるものもあるので衛生面でも安心ですね。
とにかくなるべくお家の空気を循環させて臭いがこもらないように心がけましょう。
消臭剤は臭いで誤魔化すのではなくニオイ菌と反応して消臭するものを使う
臭いを匂いでごまかすタイプの消臭剤ではなく、臭いの元となる菌と反応して臭いを取ってくれるものにしましょう。
人間の衣類用の消臭スプレーなどは犬にとっては害となる成分が含まれていたりするので間違っても直接犬にスプレーするなんて事はやめましょう。
また、重曹を水で薄めて使っても即席の犬に無害な消臭剤となるので緊急時におすすめです。
布団やクッションなど布製品は出来るだけ丸洗いできるものにする
普段ご家庭でペットが使用しているクッションや布団。
少しでも放置するとこちらも強力な匂いの原因となってしまうのでなるべく丸洗いできるものにしておくと安心です。
壁紙などは張り替え可能なものを
壁紙が吸い取ったペットの臭いや飛び散った尿なども悪臭の原因となってしまうので、できれば消臭機能付の壁紙にしておきたいですね。
もし賃貸マンションなどで壁紙の交換は難しいのであればこまめに壁の拭き掃除を行い、臭いが染み付かないように気をつけましょう。
臭いがひどい場合は50℃くらいのお湯に酸素系漂白剤少し多めに入れて1時間ほど漬け置きして洗濯すると効果的です。
フローリングは洗剤でこまめに掃除
畳と違い水で拭くだけで良さそうなフローリングも実は溝の木目にどんどん汚れ・臭いが染み込んでいきます。
できるだけ頻繁に洗剤でフローリングの溝まで掃除しましょう。
大事なのはとにかくこまめに対策を行う事。
犬自体の消臭対策と合わせて行えばより効果的です。
まとめ
犬は古来より人間にとってかけがえのないパートナーです。においがするのは「生きている証拠」でもあります。
気にするあまり犬自体に負担をかけるようになれば本末転倒です。
我々飼い主がこまめにしっかりとケアしてあげて、お互いに気持ちよく過ごしていきたいですね。
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