イベント豆知識.com

イベント事や豆知識をお伝えします。

へそのゴマの掃除方法は?へその臭いの原因は病気?

      2016/09/13

へそのゴマの掃除方法は?へその臭いの原因は病気?

http://hapila.jp/belly-button-lint

私たちは日々身体を清潔に保とうとお風呂に入ったりして汚れを落としますが、なかなかへそまで目を向けている人は少ないと思います。

へそなんて汚れるの?と思いがちですが、意外と気づかないからこそ汚れがたまりやすい場所だったりします。気をつけないと病気を招く可能性もあるのです。

正しいへその掃除方法と招く危険性のある病気について紹介していきます。

スポンサーリンク

 

へそのゴミってどんなもの?

へそをちょっと覗いてみてください。

黒ゴマに似たものが見えたりしませんか?

それがへそのゴミです。垢や皮脂、汗、毛、石けんカスのゴミなどが入り混じってカチコチに固まるとへそのゴミとなります。

しかし、へそはくぼんでいるため汚れがたまりやすいのになかなか汚れに気がつかない部分なのです。

ここでびっくりなのが、へそのゴマから採取される細菌の数は便器の水に含まれる細菌の約4100倍と言われています。

便器の水より汚い?!とショックを受けると思いますが、どうやら無害の菌、それも有益な菌の方が多いらしく、ほっと一安心かと思いきや、へその汚れは放置すると状況によっては悪臭を放ちますので清潔にした方がよいのは間違いないようです。

へそのゴマの掃除方法

へそのゴマの掃除方法は?へその臭いの原因は病気?

http://health-to-you.jp/stomachache/hesogoma10366/

昔から「へそをいじるとお腹が痛くなる」と言われたことはありませんか?

これはいじりすぎたらダメだという警告であり、掃除は定期的にした方がよいのです。

衛生的に保たないと細菌の温床となってしまいます。

へその掃除で簡単なのが入浴中に洗うことです。

身体を洗う時にへそもついでに洗います。入浴中はふやけてゴミが取れやすく、まさにへその掃除タイムに適した時間と言えます。

洗い方は、石けんを含んだタオルを指に巻いてへそに突っ込み、くるりと回す作業を2~3回行えば、へそはピカピカです。

定期的に行えば頑固な汚れまでにはならないので、こんな簡単な掃除方法でピカピカへそを保つことができます。

注意しなければならないのが、ごしごし洗うのはNGだということ。

へその皮膚は薄くてデリケートなので綿のタオルやガーゼなどで優しく拭うように洗いましょう。

既にゴマができていたり、垢がたまってきていたら取り除く必要があります。

垢の状態であれば、オリーブオイルなどで綿棒にひたし、優しく拭うことで取れますが、ゴマの状態まで行くとそう簡単には落ちません。

へそにオリーブオイルを注いで10分ほど時間を置いたらオイルを拭いて綿棒でゴマを絡め取っていきます。

オイルが苦手な方はクリームでも大丈夫です。ワセリンやハンドクリームなど何でも構いません。

気をつけるべき点はこうした掃除方法は週1回程度に留め、頻回にやらないことです。へその皮膚の下には重要な臓器があります。刺激しすぎるとそれらの器官を傷つける可能性があるからです。

もし、やっている最中にへそがひりひりしたり、痛みだした場合は即中止してください。無理をすると病気を招く原因となります。

スポンサーリンク

 

へそが臭う、これって病気?

へそのゴマの掃除方法は?へその臭いの原因は病気?

http://matome.naver.jp/odai/2144617324583463901

日々お手入れをしていてもへそが臭う、または変な液体が出てくる、かゆいなどの症状がある時は何かの病気のサインかもしれません。

へそが臭う時に考えられる病気は大きく分けて2つです。

臍炎

へその緒がとれたばかりの生まれたての赤ちゃんは細菌が入りやすくこの病気にかかりやすいのですが、成人でもへそに何らかの要因で傷がつき、そこから細菌が入って臍炎をっ引き起こすことがあります。

かゆみやへその回りが赤く腫れあがる、悪臭を放つ液体や膿が出る、出血などの症状があり、治療としてへその消毒と抗生剤の服用で治ります。

尿膜管遺残

臍炎と診断され、へその消毒や抗生剤の服用を続けても快復しないという場合は、尿膜管遺残という病気の可能性があります。

母体にいた時にへそと膀胱を繋いでいた尿膜管というものが普通であれば出生後完全に閉鎖されるのですが、まれに閉鎖されず、尿や膜がたまってしまう場合があり、これを尿膜管遺残といいます。

症状は臍炎とほぼ同じです。対処療法では再発のリスクが高いので、尿膜管を取り除く手術が行われます。

まとめ

へそは見落としがちですが、立派な身体を構成するパーツの一つです。

常日頃から意識してお手入れをし、清潔を保ちましょう。

汚れが酷くなってから落とすのは大変ですが、定期的に行っていけば清潔を保つのに苦労はしません。

もし、へそが臭う、痛みがある、変な液体が出るといった症状が現れたら、自己判断はせずに早めの病院受診をおススメします。

スポンサーリンク