ダニに刺された症状は?布団のダニの駆除方法!
最近布団に入ると朝起きた時に虫に刺された跡がある、なんてことありませんか?
夜中布団をかいくぐって刺しに来るのは実は布団に住んでいる「ダニ」かもしれません。
ダニは大きさがかなり小さく私たちの肉眼ではほとんど見ることはありません。
しかし、体の小ささとは裏腹にその生命力はとても強く、生半可な退治方法では死滅しない恐ろしい生き物です。
とはいえ、ダニと同居は嫌ですよね?
ダニに刺された時の症状と対処法について紹介していきます。
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ダニに刺された症状は?
ダニはぱっと見昆虫のように思えますが昆虫ではなくクモやサソリの仲間です。
家にいるダニは主に「イエダニ」や「ツメダニ」と呼ばれる種類です。
イエダニは刺されるとすぐ痒みが出てくるのが特徴です。
そしてイエダニが狙うのは二の腕、お腹、太腿といった露出していない柔らかい部分です。
イエダニに刺されると刺した場所を中心に円形状に腫れあがります。
1カ所だけの場合もあれば数カ所刺す場合もあり、数カ所に渡って虫刺されのような跡が残ったりします。
一方のツメダニは刺されてもなかなか症状が出ないのが特徴です。
刺されて数時間~2日経って初めて痒みが出てきてようやく刺されたことに気がつきます。
そんなイエダニが狙うのは首や胸、お腹、足などで柔らかくなくても気にしません。
ツメダニに刺されるとイエダニほどは大きく腫れることはなく、小さく赤く腫れます。
また、ツメダニは数カ所刺すため、刺された跡がじんましんのように見えることがあります。
そして1週間ほど痒みが続くのも特徴です。
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ダニの駆除方法は?
布団に潜むダニを退治するために大切なことは「清潔」です。
ダニへの対策としてまず基本なのが掃除機をかけることです。
布団にはダニはもちろん、ダニの死骸やダニの御飯となる皮脂やフケなどが積もっています、
それらを掃除機で吸い込み取り除きましょう。
毎日敷き布団から掛け布団、毛布や枕にもじっくりかけるのがベストです。
とはいえ、掃除機だけでは表面のダニしか効き目がなく、布団の奥に入り込んだダニには効力があまりありません。
奥のダニには別の対策が必要です。
掃除機+乾燥機をかける!
奥のダニまで退治するのに効果的なのが、家庭用の衣類乾燥機やコインランドリーの乾燥機、布団乾燥機などを使うことです。
乾燥機はダニが死滅する55度以上になるものがほとんどです。
軽い毛布やタオルケットなら家庭用の乾燥機でも大丈夫でしょうし、大きな布団ならコインランドリーや布団乾燥機の方が便利でしょう。
特に布団乾燥機なら部屋で1年中好きな時に使えるのでおススメです。
ちなみによくイメージにあがるのが天日干しですが、ダニ対策としてはあまりおススメできません。
ダニの死滅条件は50度以上の熱を20分以上当てることであり、天日干しではその条件をクリアするのは難しいからです。
しかし、ダニ対策としては効果は弱くても湿気が抜けてふかふかの布団になるので行った方がよいといえます。
まとめ
ダニは完全に追い払おうと思っても、私たちの身近に根強く住みついているので、完全にとはなかなかいきません。
むしろ私たちがいる限りいなくならないといっても過言ではありません。
ダニに負けないためにも日々の清潔を保ち、マメに掃除をする習慣をつけましょう。
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