米を冷蔵庫以外で保存する方法は?
冷蔵庫以外で米は保存が可能か?
冷蔵庫でお米を保存すると良いと言われていますね。
しかしながら、冷蔵庫に余裕がなければ成立しませんよね。
そもそも冷蔵庫での保管が向いている理由は、「冷暗所」が保てるからですが、
実際にわかっていても、冷蔵庫での保管が難しいと感じていませんか?
結構なスペースを取るので、そのまま保存されているという方も多いのではないでしょうか。
ちょっとした工夫だけで美味しく味わえるとしたらその方が助かりませんか?
冷蔵庫以外で米を保存する方法についてお伝えします。
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米が劣化する3大要素とは?
米が劣化する3大要素 |
・高温
・湿気 ・酸化 |
厚生労働省告示第370号で常温とは、15度から25度とする定義がされています。
室温は1度から30度とされています。
食品衛生法では、常温保存可能品について、
常温を超えない温度で保存することという保存基準が定められています。
夏場などはキッチンであっても外気温と同じくらい高温になるためこのような基準がもうけられています。
湿気については、25%から75%が適当とされていますが、
精米してある米はできるだけ空気や湿気に触れない方が美味しく頂くことができます。
白米を購入したらひと手間かけよう!
すでに精米してある米、玄米など各々の家庭様式によって入手する形態はさまざまだと思います。
ここでは白米になっている米の冷蔵庫以外での保管方法についてご紹介します。
〇用意するもの
・密閉性の高い保存容器 (パッキンのあるようなタッパーやコーヒーの空き瓶など) ・乾燥材(あればでOK) 〇方法 ・米をみっちりと入れ蓋をしておく 〇保管場所 ・日の当たらない、できるだけ涼しい場所 |
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たくさん消費するお家は玄米で保存
家族が多い、米をたくさんもらえるようなときは大体玄米で頂くことが多いですよね。
食べる量だけを精米されている方も多いはずです。
米は、精米してしまうとそこから鮮度がどんどん落ちていきます。
すぐに食べない分の米は玄米で工夫をして保存をするとうま味が保たれます。
玄米は発芽が付いた状態ですので、保存状態によって味も左右されます。
農家などの家には米専用の穀物庫(穀びつ)という自然と風通しのよい暗所や大きな保管庫を持っていたりしますが、
一般家庭で取り入れるのは難しいものですよね。
そこで、布団圧縮袋に袋ごといれ圧縮して使うと真空に近い状態になります。
玄米が休眠状態になるのでうま味が落ちることなく保存が可能ですよ。
他にも、こめこめくらべというサイトではホッカイロを使って空気を抜くという保存方法もあるようです。
こめこめくらべHP➡http://www.ota-ya.jp/komekome/index.html
手軽に美味しく米を保存する方法
精米してある米は、よく見ると小さな穴が開いています。
米の袋に空いている穴は、米を陳列するために必要な空気穴なので購入後は酸化を防ぐために小分けにしてパッキングすることが重要です。
玄米を精米した場合も、同様にパッキングし食べる分以外は、自宅の比較的涼しい暗所で保存します。
キッチンは火や家電製品などからの放熱や、水を扱うため米を必要以上置いておくと、高温多湿により味が落ちてしまうからです。
カビや虫がわくといった事にもなりかねませんから注意が必要です。
ちなみに玄米の保存は押し入れの空きスペースに除湿剤をいれて保管するのも方法です。
まとめ
米を冷蔵庫以外の場所で保管するには、少しだけ手間ひまをかけるだけで保存が十分できるようです。
その週に食べる分だけの米をキッチンに置くようにすれば場所も取りませんね。
できるだけ空気に触れさせないことで、気温や湿度に左右されにくく美味しい状態での米の保存が可能です。
日本人でよかったな~という美味しい米を味わってみてはいかがでしょうか?
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