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新茶の時期と季節はいつ?正しい新茶の入れ方は?

   

日本人なら知っておきたい新茶のこと

新茶は、立春から数えて八十八夜にあたる頃に、柔らかい新芽だけを摘み取ります。

新茶を飲むと、その年が無病息災で過ごせるという言い伝えがあるのをご存知でしょうか。

この頃に摘み取る茶葉は栄養価も高く香り良いとされています。

意外と知らずに、愛飲されている方も多い緑茶ですが、日本人なら、やはり新茶のことも押さえておきたいところですよね。

新茶の時期や、緑茶にまつわる知識など正しい新茶の入れ方をお伝え致します。

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新茶の時期と季節は?

新茶」は「一番茶」とも呼ばれており、どちらも同じ緑茶です。

お茶は、年に4回収穫されており、その年に初めて収穫されるものが「新茶と呼ばれます。

新茶の収穫最盛時期は、4月中下旬から6月とされていますが、収穫時期が集中するのを避けるため、

早生品種・中生品種・晩生品種などを栽培し摘み取り時期をずらしています。

日本で一番早くに新茶の収穫が始まるのが、鹿児島県で3月頃から始まります。

新茶は、八十八夜にあたる5月2日ころに収穫され加工されます。

新茶の生葉のようなフレッシュな味わいを楽しめるのは、5月から夏前まであたりですので本当に貴重なお茶ですね。

普段の緑茶と新茶どこが違うの?

私たちが、日頃愛飲している緑茶と、新茶の違いはなんでしょうか。

緑茶は火入加工といって、火香(ひか)をすると、香ばしい茶葉の香りがするようになります。

火香が強く入れたほうが美味しいお茶の代表に、棒茶や番茶があります。

初々しい若葉の風味にしたい新茶や高級緑茶は、火入温度を極限まで抑えるほか、火香はつけないように加工されています。

感動!お茶の栄養素と期待が出来る効果がすごい!!

【新茶(緑茶)に含まれる栄養素と効果】

タンニン類 ・抗酸化作用

・コレステロール低下

・がん予防

・血圧・血糖値上昇抑制

・インフルエンザ予防

・体脂肪低下作用

・口臭予防など

テアニン ・神経細胞保護作用

・リラックスなど

ビタミン類

(ビタミンC・E・B2・カロテン・葉酸)

・抗酸化作用

・皮膚粘膜の維持など

カフェイン ・覚醒作用

・二日酔い防止・利尿作用

 

フッ素、フラボノイド ・虫歯・口臭予防

 

ミネラル類、GABAなど ・生体機能維持

※期待できるだけであり、効果を保証するものではありません。

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正しい入れ方で美味しい新茶を味わう

新茶は、正しい入れ方をすれば香り高いおいしいお茶が味わうことができます。

【新茶の入れ方のコツ】

・湯温は70度

・茶葉は適量

・廻し注ぎをして色合いを見ながら

【新茶の入れ方】

お湯が沸騰したら、やかんの蓋を外し数分煮立たせる。

こうすることで、カルキが抜け新茶の風味が損なわれない。

湯呑みにお湯を注ぎ、70度まで湯冷ましする。

茶葉を急須に必要なだけ入れ、湯冷ましした湯を入れる。

30秒~40秒ほど待つ。

ゆっくりと湯呑みに廻し注ぎし、最後の一滴まで入れる。

 

意外と知らない新茶のこと

販売されている高級緑茶や玉露の4割は、低温冷凍保存された新茶なんです。

今は冷凍技術が発展し年中新茶が飲むことが出来ます。

低温冷凍された新茶は、秋頃になると熟成が進み新茶とはまた違う深みのある味わいになるそうですよ。

他にも、美味しい新茶や、ちょっといいお茶の上に埃のような、

小さなゴミかもなんて思うものが浮いてたりするのを見たことありませんか?

実は、品質の高いお茶の茶葉の産毛で「毛茸(もうじ)」というものなんです。

そんなお茶を出して頂いたら、ありがたく頂戴したいものですね。

まとめ

新茶の収穫が早い地域では、そろそろ始まりますね。

お茶の収穫前線が北上するにしたがって、市場にも新茶情報が続々と届くでしょう。

今年は八十八夜にあたる5月ころに、大切な方と新茶を飲んで一年の無病息災を祈るのもいいかもしれませんね。

ぜひ、新茶を美味しく味わってみてくださいね。

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