新茶の時期と入れ方は?
2017/06/26
新茶で2017年春の旬を味わう
旬の食材は、体に染みわたるような美味しさが特徴ですよね。
その時期だけに味える美味しい食材の中には、
体が必要としている栄養素が多く含まれているからではないでしょうか。
冬の寒さを乗り越えた春の味覚は、山も海の幸も、うま味が凝縮されています。
私たちの喉を潤してくれる「新茶」も、摘み取り作業が始まっていますね。
新茶の時期と入れ方、新茶についてご説明いたします。
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日本の主な生産地と新茶の収穫時期
全国にはお茶を栽培している地域が多くあります。
一番南の栽培地は沖縄県、北限栽培地では秋田県です。
しかし、産業用として成り立つとされている北限栽培地は岩手県・宮城県まで、
全国茶生産団体連合会加盟だと、新潟県・茨城県までとなっています。
お茶にも、規定があって奥が深いと感じてしまいますね。
日本の主な緑茶生産地(生産量1位~5位) | 収穫時期 |
1位:静岡県 | 4月中旬~5月中旬 |
2位:鹿児島県 | 3月上旬~4月下旬 |
3位:三重県 | 4月下旬~5月中旬 |
4位:宮崎県 | 4月中旬~5月上旬 |
5位:京都府 | 4月下旬 |
新茶の時期とは?
立春から数えて八十八夜が新茶を飲むと良いとされています。
新茶とは、その年に初めて摘み取られた新芽のことです。
新茶は、他にも一番茶とも呼ばれます。
新茶以降の茶葉の摘み取りは、二番茶・三番茶と呼ばれます。
新茶は爽やかなみずみずしい香りや、うま味・甘味が多いのが特徴ですね。
アミノ酸も多く、栄養素が豊かなのも新茶ならではです。
八十八夜に新茶を飲むと、無病息災で過ごせるとも言われています。
初物は縁起も良く、母の日や父の日や大切な方への贈答用としてもピッタリですね。
新茶の時期と、今年の八十八夜は以下の通りです。
新茶の時期 | 2017年八十八夜 |
4月下旬~5月中旬 | 5月2日 |
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プレミアムなお茶「走り新茶」
新茶の、さらに新茶と例えるべきでしょうか。
新茶の収穫が最も早くに始まる鹿児島県種子島などで、
通常の摘み取り前に摘まれる柔らかい新芽で作られた新茶を「走り新茶」と呼びます。
わずかな時期と、生産量がわずかなため知る人ぞ知る新茶です。
お茶の通信販売などでは、すでに売切れや予約完売しているところもあるようです。
一生に一度は頂いてみたい興味のあるお茶ではないでしょうか。
美味しい新茶の入れ方
美味しく新茶を楽しみたい方のために新茶の入れ方をご紹介します。
- お湯を沸かす】
やかんなどでお湯を良く煮立たせて、カルキを抜きます。
(沸騰してから2~3分)
ミネラルウォーターを使用する場合には、軟水を使用します。
【2.茶葉を入れる】
茶葉を急須に約大さじ1程度入れます。
新茶は気持ち多めだと味わい深くなります。
【3.湯呑みor湯冷まし器にお湯を入れ冷ます】
湯呑みか湯冷まし器にお湯を入れます。
湯温の目安として、
湯呑みに入れた時点で、湯温は80度くらいに下がります。
※新茶は80度くらいだと、爽やかな香りと渋みが出ます。
70度くらいだと、うま味豊かな味わいが楽しめます。
【4.湯冷まししたお湯を急須に入れる】
湯冷まししたお湯を急須に入れる。
急須の蓋をして、40秒~60秒待ちます。
【5.湯呑みに回し注ぐ】
新茶の味が均等になるように、湯呑みに回し注ぎます。
最期の一滴まで入れるようにします。
ゴールデンドロップと言って、うま味が凝縮されている一滴です。
まとめ
新茶の時期が、もうすぐそこにまで来ていますね。
美味しい新茶や、春の味覚を存分に味わいたいものですね。
八十八夜の頃なら、かしわ餅と一緒に味わうのもいいかもしれませんね。
新茶の時期とおすすめの入れ方をご紹介しました。
ぜひ、美味しく入れてみなさんで味わってみてくださいね。
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