イースターの意味は?うさぎと卵を飾るのはなぜ?
ここ数年、春頃になるとよく耳にする“イースター”。
イースターと言えば、卵やうさぎを一緒に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
確かにイースターの象徴となっている“卵”と“うさぎ”。だからといって、『卵とウサギのお祭り』ではないんです。
日本では最近になって注目されはじめたのですが、アメリカやヨーロッパをはじめ世界各国では昔から盛大にお祝いされいるとてもポピュラーなお祭りなんです。
今回は、近年ハロウィンに次ぐ新たなイベントとして注目されているイースターについてご紹介します!
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目次
イースターの意味は?
簡単に言うと、イースターというのはキリスト教の『復活祭』のこと。
イエス・キリストが十字架に張り付けにされて亡くなったのは誰もが知る有名な話。
聖書に記されている話では、その後死んだはずのイエスは3日後に蘇ります。
それになぞらえ、春の訪れとともにイエス・キリストの復活を祝うお祭りになったのがが、『復活祭=イースター』なのです。
キリストの起こした数々の奇跡のうち、この『復活』が最も重要なものとされているため、キリスト教においてのイースターは最大のお祝い事になっています。
キリスト教のお祭りと言えば、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスは日本でも有名ですね。
一年で最も盛り上がるイベントと言っても過言ではありません。
しかし、国によって差がありますが世界でそれと同等もしくはクリスマス以上に盛大に祝われているのがこのイースターです。
うさぎと卵とイースターの関係は?
世界中で盛大にお祝いされているイースターの象徴とされるのがうさぎと卵。
なぜ、うさぎと卵なのか?
勘の良い方はもうお分りかもしれませんが、うさぎと卵どちらもに共通するのが、生命力の象徴であるということ。
うさぎはたくさん子供を産むことから命の繁栄を意味し、卵は命の源を意味しています。ということから、命の復活を祝うイースターの象徴とされているというわけです。
起源は定かではありませんが、昔からの言い伝えによると、うさぎがイースターエッグ(卵)を運んでくるとされているそうです。
イースターっていつ?
毎年3月から4月頃にイースターという言葉を耳にしますが、イースターは何月何日なのでしょうか?
実は、イースターの日は毎年変わるんです。具体的には3月21日から4月24日の間です。
記念日なのになぜ日にちが決まっていないのかというと、イースターは『春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日』だからです。
イエス・キリストが復活したとされるのが日曜日なのと、春の訪れを祝うことからこの日になったそうですが、春分の日は決まっていますが満月の日は毎年同じとはいかないのでイースターの日もその年によって変わるというわけです。
2017年のイースターは4月16日になります。
イースターって何するの?!
親戚や仲間が集まり、家にうさぎや卵の飾りをしてカラフルにペイントした卵や卵型のお菓子を使って遊ぶというのがイースターの過ごし方です。
子どものいる家庭では、庭に卵を隠して探す遊び「エッグハント」をして楽しみます。
また、アメリカのホワイトハウスでは丘の上から卵を転がす「エッグロール」や、卵をスプーンにのせ、落として割らないようにレースをする「エッグレース」が有名。
イギリスでは古代演劇「ペース・エッグ」が行われたり、家族が集まってゆで卵を食べたり、親しい人と卵やウサギの形のチョコレートや、中にプレゼントを入れたチョコレート卵を交換し合ったりする風習があります。卵型のチョコレートの中に、指輪を入れてプロポーズなんてゆうのもあるそうですよ。
日本でのイースター、楽しみ方は?
テーマパークでは既にお馴染みのイベントに!
ディズニーランドやUSJではパークや風園地ではパーク内に隠れているイースターエッグを探すエッグハントが大々的に行われます。
また、イースターならではのパレードやグッズもあり、春の定番のイベントとして毎年大いに盛り上がります。
ちなみに、ディズニーランドやシーではイースター期間中はミッキーやミニーがうさぎの耳を付けて登場。パーク内のお客さんもうさぎの耳を付けてちょい仮装。パーク内はイースター一色に染まります!
その他の様々なテーマパークや遊園地でもイースターならではのイベントが催されています。
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イースターならではの限定商品がたくさん!
サーティワンアイスクリームや不二家といった有名どころをはじめ、チョコレーで有名なROYCE´(ロイズ)などたくさんのお菓子メーカーから、イースター期間限定スイーツが続々と登場。
うさぎや卵をモチーフにした見ているだけでもわくわくするようなキュートなスイーツを味わうことができます。
ハンドメイドコスメブランドLUSH(ラッシュ)からはイースターにちなんだ春を思わせる豊かな香りのバスボムや石鹸が発売!
自分用としても良いですし、ギフトとしても人気の商品です。
あのIKEAからもイースターの卵から鳥をデザインした春らしいテーブルグッズが!
春の爽やかで元気なイメージにピッタリですね。
まとめ
海外では復活祭という意味合いが強いイースターですが、日本でも春らしいイベントとして定着してきています。
卵をカラフルにペイントして飾ったり、それを隠して探したり。うさぎの耳を付けてちょっとした仮装を楽しむのもアリ。
家庭にも新たなイベントとしてイースターを加えてみるとまたひとつ楽しい想い出が増えそうですね。
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