節分の豆まきの由来は?まくのは大豆?落花生?豆まきのやり方!

出典 kankonsousai.hospitalityjapan.jp
2月のイベントといえば、節分ですね。節分といえば、豆まきですが、節分の由来や正しい豆まきのやり方をご存じですか?
ぜひ一読くださって、楽しい豆まきをお過ごしくださいね。
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目次
節分の由来ってそもそも何?
節分の由来は、宇多天皇(887年~897年・第59代天皇)の時代からと言われており、本来季節が移り変わる節日を意味します。
ですので、もともと立春・立夏・立秋・立冬の年に4回行なわれるものでしたが、次第に立春は年の始まりということで尊ばれたため、節分といえば、2月3日の節分を指すようになりました。
豆まきの由来は?

出典 www.ryosenji.jp
節分の日に行う豆まきの由来は、中国から伝わったもので、昔京都の鞍馬に鬼が出てきたので、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけ、鬼を退治したことが起源とされています。
「魔目(豆・まめ)」に豆を投げ付けて、「魔を滅する(魔滅=まめ)」という語呂合わせもあり、無病息災を祈る意味があります。
まくのは大豆?それとも落花生?
豆まきに使う豆は、炒った大豆を使用するのが、通常とされており、「炒る」は「射る」にも通じ、生の豆を使い拾い忘れた豆から芽が出てしまうと縁起が悪いとされています。
ですが、北海道、東北、北陸地域では、大豆ではなく落花生をまくことが多いようです。

出典 www.kojima-ya.com
寒い地域では、
- 雪が多い
- 雪にまいても拾いやすい
- 後から食べても衛生的
という理由で各地に広まっていきました。

出典 http://www.yukawanet.com/archives/4618491.html
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節分の豆まきのやり方
豆をまく人は?
本来豆まきは、「年男(その年の干支生まれの人)」や家の主人がまくとされていますが、現在は家族全員でまく家庭も増えてますね。
まく豆は?
上でも書きましたが、本来豆は大豆を使います。
炒った豆を使いましょう。
豆まきの時間帯は?
鬼は夜に出てくると言われてるため、夜に行います。
豆をまく順番は?
実は口上、回数、順番などは地方によって異なります。オーソドックな例でいいますと、家の玄関や窓を開けて「鬼は外!」と豆を撒き、鬼が入ってこないようにすぐ窓を閉めて、「福は内!」と部屋の中に撒きます。
家の一番奥の部屋から順々に鬼を追い払い、最後は玄関に豆をまきます。
まき終ったら?
まいた豆を1年厄除けを願いながら、自分の年齢プラス1個食べるようにします。
(新しい年の厄払いなので1つ多く食べます。)
豆が固くて食べれない方は、福茶をおすすめします。福茶とは、こんぶ・梅干・福豆で作るお茶で、数え年の分だけ豆をお湯呑の中に入れて熱湯を注いで、そのお湯を飲むと良いでしょう。

出典 https://nanapi.jp/119892
マンションでの豆のまき方
外に豆をまけない、たとえばマンションやアパート住まいのご家庭は、
- 豆を共有部分にまかない。
- ベランダ内やバルコニーに豆をまき、外にでないようにする。
のが大事です。
まとめ
以上が節分の由来やまき方になります。ぜひ参考にして頂いて、楽しい節分・豆まきを過ごしてくださいね。
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