壬生寺節分会2017の期間は?狂言の時間と屋台は?アクセス・駐車場情報
京都で初春のイベントと言えば「壬生寺節分会」
京都の壬生寺で開催される「壬生寺節分会」は、壬生狂言の演目30の中から、「節分」が上演されます。
参拝者の厄除け・開運を狂言の節分で祈願するのです。
期間中は太鼓と鐘のカンデンデンという音が、境内に鳴り響き渡ります。
節分がただの豆まき化した私たちに改めて問いかけてくる行事だと感じます。
地域の方々に「壬生さん」と親しまれている壬生寺の節分会についてご説明致します。
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目次
壬生寺節分会2017の期間と時間は?
壬生寺節分会の期間は3日間です。
期間:2017年2月2日(木)~2月4日(土)
時間:8:30~21:30
重要無形民俗文化財の壬生狂言とは?
壬生寺の壬生狂言は正しくは「壬生大念佛狂言」と言います。
この狂言の創始はおよそ700年前の鎌倉時代に、
壬生寺を興隆された円覚上人だと言い伝えられています。
その歴史は深く、すべての演者が仮面をつけ、言葉を発せず、
身振り手振りで「勧善懲悪・因果応報の理」を教える宗教劇としての特徴は、
現代においても変わらずに残っています。
どんな世代でも、誰が見ても、自身の生き様について考えさせられる道徳観をも兼ね備え、
世代に渡って継いでいくべき、人の有様とは心ではないかと教えられます。
子供が見ても、大人が見ても、必ず何かを感じ取れる狂言は奥が深いものだと改めて感じますね。
壬生狂言の講員は、地元に在住されている小学生から最年長は70歳代までの男性なんだそうです。
地域ぐるみで重要無形文化財を受け継がれる姿は、
尊いものであり、今後も愛すべき日本の一つとして応援していきたいところですね。
詳しく知りたい方は壬生寺HP➡http://www.mibudera.com/
壬生狂言の時間はいつ?
壬生狂言は2月2日と3日に執り行われます。
開催時間は、午後13:00~午後20:00(最終)です。
午後13時以降、1時間おきの公演になります。
毎時00分が開演時間で、屋外での観覧ですので、温かい服装で狂言をご覧くださいね。
壬生寺節分会の屋台と言えば「炮烙」
「炮烙」と書いて「ほうらく」と読みます。これは屋台で素焼き皿を購入します。
そこに家族の「氏」を書き、「数え年・性別・願い事」を記入して壬生寺で奉納します。
この素焼き皿が炮烙と言うのですが、京都の壬生寺周辺の独特な風習なんだそうです。
炮烙が1つおおよそ500円、奉納代金が100円だそうです。
奉納された炮烙は4月の壬生寺行事「炮烙割り」で、
パリンパリン割って邪気を取り払い、願い事の成就を祈祷してくださるのだそうです。
他にも、屋台は食べ物などがたくさんあって目移りしますが、まずは参拝してからですね。
壬生寺の見所は他にも!
知る人ぞ知る新選組ゆかりの地ですね。
境内東方には、新選組隊士のお墓である壬生塚があります。
参拝料:100円、公開時間:午前8:30~午後16:30までです。
歴史を感じたいという方には、壬生寺歴史資料室もあります。
資料室は大人:200円 小中高:100円です。
公開時間:午前8:30~午後16:30までです。
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アクセス・駐車場は?
壬生寺は駐車場がありません。
公共交通機関の利用を呼びかけています。
壬生寺周辺は一方通行道路ですし、混雑する地域になります。
マイカーでお越しの方は最寄りの駅の駐車場を利用されることをおすすめします。
駅からはバスなどを利用されるといいでしょう。
【アクセス方法】
京都駅
↓ 京都市営バス 26番系統(D-3) 28番系統 (D-3) ↓ 壬生寺道 下車※1 ↓ (徒歩5分) 壬生寺 |
京都祇園四条駅
↓ 京都市営バス 11・203番系統 ↓ 壬生寺道 下車※1 ↓ (徒歩5分) 壬生寺 |
※1市バス下車後は、坊城通りを南方面へ200m進みます。
阪急大宮駅※2
↓ 徒歩10分 壬生寺 |
※2 四条通を西へ直進、信号2つ目の右手に京都壬生坊城郵便局が見えたら、
左手の坊城通りを南に進みます。
【駐車場】
壬生寺には駐車場はありません。
門前に8台分の有料コインパーキングがありますが、
節分会当日は混雑するためおすすめできません。
京都駅周辺にもたくさん駐車場があります。
一般財団法人 京都市都市整備公社HP➡http://www.kyotopublic.or.jp/
京都市内の慣れない方だと、渋滞など大変な思いをされることも多いようです。
市街地にマイカーを止め、周遊バスきっぷなどを利用されることをおすすめします。
京都十条付近など、料金もそれほど高くないようですよ。
まとめ
京都の春を告げる壬生寺節分会で歴史ある狂言が見てみたいですね。
この時期の京都は寒さも強く底冷えします。
しっかりと防寒対策をして、節分会を由々しく迎えたいものです。
参拝に行かれる方、ご検討されている方の1年が健やかに過ごせますようお祈り申し上げます。
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