赤ちゃんのインフルエンザの予防接種の時期と費用・副作用は?
寒い冬に大流行するインフルエンザ。
誰もが一度や二度はかかったことがあるだろうこの病気は、大人でも大変苦しく辛いものです。高熱を発症し、時に肺炎や気管支炎を併発することもあります。
そんな病気に赤ちゃんがかかってしまったら、どうしても重症化になりやすい傾向にあります。インフルエンザに対する耐性がないためです。
だからこそインフルエンザにかからないために予防接種が重要となってきます。
以下に赤ちゃんの予防接種について紹介していきます。
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赤ちゃんの予防接種の時期はいつがいいの?
赤ちゃんが予防接種できるのは生後6カ月からです。その前の接種が推奨されないのは母体から得た耐性がまだ生きていると考えられているためです。
しかし、それも月日を経るごとにだんだん弱まっていくので、6カ月過ぎたら接種した方がいいと言われています。
冬のシーズンに6カ月以上になっていたらぜひ受けてください。
1歳過ぎたら必ず受けた方がよいでしょう。
13歳未満は2回接種が良いとされているので、流行する前に2回終わらせなければなりません。
インフルエンザの流行は12月下旬とされているので、赤ちゃんの場合、11月中に終わらせておく必要があります。
1回目と2回目の接種は2~4週間あけなければなりません。それを考えると1回目は10月頃、2回目は11月頃がベストと言えます。
接種後の効果は3~4か月持続すると言われています。
インフルエンザっていくらかかるの?
インフルエンザは任意接種になるので全額自己負担です。
また自由診療なので病院ごとに費用のばらつきがあります。
1回目と2回目で費用が変わる病院もありますので事前に確認をおススメします。
多くの病院の相場は1回あたり3000~5000円程度となっています。
市町村によっては助成制度もあるところもあるので調べておくとよいと思います。
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副作用について
これは大人にも言えることですが、予防接種を受けた後に部分が赤く腫れたり痛みがあったりかゆくなったりすることがあります。これはよく起きやすい副作用ですので、2~3日たてば治るので心配はいりません。
また、発熱や頭痛、だるさが生じる時もありますがすぐ治るものであれば問題はありません。
問題なのは「ひじや肩まで痛む、赤くなる場合」「呼吸が苦しい場合」「力が入らなくなる場合」などです。
これらの症状は発症後間もない時間のうちに全身性にアレルギー症状が出るアナフィラキシーショックの可能性があります。
これを放置すると意識障害や血圧低下などを引き起こし、最悪命を落とすことがあり得るので注意しなければなりません。
また、卵アレルギーを持っている場合も注意が必要です。
インフルエンザワクチンには鶏卵の成分が含まれています。
軽度なら問題ないと言われていますが、安全性のために必ず医師に相談しましょう。
まとめ
インフルエンザの予防接種はハッキリ言って強い予防効果は望めません。
発熱だけを例に挙げると、6歳未満の子どもで効果がみられたのは20~30%と言われています。
それでは何故接種した方がいいのかと言えば、予防効果は望めなくても重症化を予防することは望めるからです。
重症化することなく治すことができれば、他の病気を併発するリスクも減るのです。
赤ちゃんをインフルエンザの脅威から守るために、予防接種はかかせませんが、赤ちゃんを取り巻く周囲の人も持ち込ませないように予防接種や手洗い、うがいなどをすることが大切なのです。
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