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帯状疱疹の症状と治療方法は?感染経路とうつる?

   

帯状疱疹の症状

http://www.asahi-net.or.jp/~au2t-situ/facial-vzv.htm

帯状疱疹(たいじょうほうしん)という疱疹があることをご存知でしょうか。

発症者の大半は、50歳以上の年代の方なのですが、ストレスや、免疫力の低下による影響で発症すると言われ、30代の方でも見られることのある疱疹です。

もし発症してしまったら?、治療の方法、どのようにして感染してしまうのかご紹介します。

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帯状疱疹の症状とは?

帯状疱疹の症状と治療方法は?感染経路とうつる?

1.ピリピリや、チクチクとした痛みを覚える

初期の段階の症状です。この痛みを感じない方もいらっしゃるほど、個人差があります。

痛みを覚える場所を見ると、赤みがかっている程度のことが多いです。

何かの虫に刺された?何かに当たった?など、気にならない方がほとんどですし、この時点で病院に受診をしても、医師でも気がつかないことがある程です。

ほとんどの場合は、腹部、脇腹、背中にまで、帯のように発疹ができることから、帯状疱疹と呼ばれるのですが、この時期にはまだ、こういった症状も出ていないので、結びつかず、気がつき難いのです。

2.ピリピリや、チクチクが激痛へ、発疹が目に見えて分かる

ちょっとした痛みだったのが、ハチにでも刺されたのではないか?(痛みには個人差がありますが)と思うくらいの大きな痛みに変化していきます。そして、痛みのある場所には、発疹が目で確認ができるほどに、水ぶくれのように膨れ上がっているものが幾つかできていることが多いです。

この状態になったら、すぐに病院へ受診してください。

1と2の間にピリピリ、チクチクといった痛みが続くようでしたら、受診をしてください。

この発疹が激痛に変化する前に、嫌な思いをすることなく、治すことができます。

3.発疹が、腹部から横腹、背中へ帯状に変化する

帯状に繋がって発疹ができるのは、神経に沿って発症するからです。

ここまでくると、痛みが増してしまい、寝ている時に布団が発疹に当たり、更に痛みが強く感じます。

リンパ節が腫れ、発熱を伴い、頭痛の症状も発症される方もいらっしゃいます。

帯状疱疹が発症してからは、1週間で水ぶくれのように腫れた患部は、

透明 → 黄色(膿疱と呼ばれます) → 1週間程で破れ → びらん、潰瘍(かいよう) → 2週間後かさぶた → 3週間後、完治へと向かいます。

帯状疱疹の正体は?

水痘(すいとう)・帯状疱疹ウィルスと呼ばれる、水疱瘡(みずぼうそう)を引き起こす原因と同じウィルスによる感染によって症状が現れます。

発症してから、約1週間程で治るのですが、ウィルスが完全に消滅したわけではなく、体内に潜伏感染という状態で居続ける特徴があります。

ストレスを過剰に感じしまったときや、免疫力が低下したときには、発症する危険性がありますので、注意が必要になります。

帯状疱疹が発症してしまう原因とは?

世の中にある、あらゆる菌、ウィルスから避けて生きることは不可能に近いことなのです。毎日のようにマスクをして通勤、通学をしていたとしても、防ぎきれないのです。

このウィルスは、ほとんどの方が、水疱瘡にかかっていたり、予防注射をしていると思うので、みなさんの体内に既に居座って存在しているのです。そう考えると、とても気持ちが悪いことですが、このウィルスとうまく付き合っていくことが解決策です。

それでは、再発症を防ぐには、どうしたらよいのでしょうか?

・ストレスを過剰に感じている
・疲れを過剰に感じている
・病気をした
・手術をした
・加齢によるもの

これらが、再発症してしまう原因として考えられています。

日常生活の中では、避けては通れない、ストレス、疲れ、については、過剰に感じてしまった場合には、休息を取ったり、ストレスから目を瞑る、避ける努力も、ご自身のカラダを守るためには必要なことです。息抜きを1日に1回以上とるようにしてみてください。

加齢によるものは、誰にも逆らえません。そうですよね。

ですので、ピリピリとした痛みがあったら、初期症状のうちに、すぐに病院の受診をしてください。

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帯状疱疹の治療方法は?

帯状疱疹の症状と治療方法は?感染経路とうつる?

http://hemophilia.lifepalette.jp/contributions/report_a-03

帯状疱疹に有効な抗ウィルス薬が存在します。

その薬を、点滴、内服することが最適な治療方法と言われています。

しかし、帯状疱疹が発症してから72時間以内(3日以内)が、薬の効果が効く期限なので、症状を見て「もしかしたら、そうかもしれない」と思ったら、すぐに病院へ行って処方してもらってください。

早い時期に治療することができたら、1週間ほどで、水ぶくれが、かさぶたになって完治が早まります。

もし、72時間以上になった場合にも、薬の効果はありますが、症状を緩和してくれるという効果になります。痛みが伴う症状なので、緩和してくれるだけでも、体力の消耗も和らぐので、受診してください。

また、薬を内服することで、完治が早まる、緩和される効果の他にも、後遺症の症状を最小限に抑えることができる効果があります。

発疹は見た目では完全に治っているのに、痛みがいつまでも残ってしまう、帯状疱疹後神経痛という後遺症があります。

どんな人が、なりやすいか言うと、免疫力が落ちている方や、高齢者の方、帯状疱疹が重症化してしまった方に見られることがあります。帯状疱疹のウィルスが神経を傷つけてしまったことから、痛みが続いてしまうようです。

ウィルスの攻撃ではなくなっているので、痛み止めを内服する方法がとられています。

治ったのに、いつまでも痛み続けることもあるので、早期治療が後遺症にならないための何よりも鍵になります。

合併症が発生する危険性もある

帯状疱疹だけで済めばいいのですが、合併症を引き起こすこともあります。

発疹が、頭の方にまで、できてしまう場合があります。首、後頭部、耳、耳の内部、顔にまで発疹が進んでしまうと、痛みがその部分にまで伴います。極稀なケースではありますが、全くならないとは言い切れません。

めまい、耳鳴り、難聴の症状が出てしまう、内耳神経や、顔にまで行くと、顔面神経麻痺という、顔面が麻痺して動けなくなるという症状になることもあります。

初期症状で、首から上にまで痛みを感じている場合には、必ず、その旨も受診の際に伝えてください。

帯状疱疹は感染するのか?

帯状疱疹はウィルスなので、移ります。

ですが、帯状疱疹になったことがない人でも、水疱瘡と同じウィルスなので、水疱瘡に子どもの頃、一度は感染したことがある、もしくは、予防注射をしたことがある方が、ほとんどだと思います。その人たちは、すでに体内にウィルスを持っているので、移るということはありません。

しかし、感染したことがない人や、予防注射を打っていない人、疲れている人、病み上がりの人(免疫力が低下している人)、お年寄りや、幼いお子様、妊婦さんには、念のために接触するのは避けましょう。

帯状疱疹のまとめ

帯状疱疹が引き起こる原因としては、免疫力が下がってしまった時がほとんどなので、女性の場合は時に生理の時には気をつける必要があります。

毎月のように、避けては通れない現象なので、うまく付き合っていく工夫、意識が必要です。

生理の時は特に、体温が下がる傾向がありますので、湯船に浸かる、身体を温めることを心がけてください。

下半身を冷やさないように、スカートの時でもタイツを着用したり、靴下を履くことを意識してみてください。

また、どんなに身体を温めていたとしても、寝不足の場合には、関係なく免疫力が下がります。生理のときは、無理せず、身体に相談しながら、いつもより早く就寝するなど、調整をご自身でしてみてください。

それでも、発症してしまうこともあります。ちょっとでも症状が「もしかしたら?」と思ったら、受診してください。

ピリピリ、チクチクといった痛みは、虫刺されに似ているのですが、次の日になっても続いている、または、痛みが増している場合には、3日以内に受診してください。

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