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はやり目の症状や潜伏期間と治療の仕方は?眼帯の効果は?

      2016/09/13

はやり目

https://welq.jp/28490

お子さんが小学校くらいまでですと、夏は特にプールがはじまり、目が真っ赤になることはありますが、その症状が続いてしまうと、はやり目の疑いがあります。

プールには塩素を入れますがそれでも菌はたくさんいるので、プールから出るときには必ず、目を洗わなくてはなりません。十分に洗えていない場合には、発症する可能性が高まってしまいます。

子どもの頃にそういった経験をしたことがあったりしますよね。

この「はやり目」は、通称「結膜炎」と呼ばれている症状です。大人になっても、はやり目になる可能性がありますので、もし、なってしまった場合には、どのように対処すればよいのか、その時にする眼帯はどのくらい効果があるのかご紹介したいと思います。

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「はやり目」の症状は?

はやり目

http://hanazarunews.blog.jp/archives/1042537908.html

  • 目が充血している
  • 発熱がある
  • リンパ節が腫れている
  • まぶたが腫れている
  • まぶたの裏に違和感がある(出来物ができている)
  • 目がゴロゴロしてしまう
  • 涙が出てしまう
  • 目がかゆい
  • 目ヤニが日中に出てしまう
  • 起床したときに、目が開かないくらい目ヤニが出てしまう
  • 白目が腫れている(浮腫んでいるような状態)

などの症状があげられます。

乾燥してくると目がゴロゴロしてきたりしますし、目がかゆいのも日常的にあったりしますよね。

ですので、実は早期の状態では気づくのが難しかったりします。

あまりにも目がかゆかったりして、手で目をこすってしまい、症状がどんどん悪化していき、

生活に支障が出てきたら、さすがに「行かなきゃ」と眼科に向かうものです。

その状態で、眼科にもいかずに放置してしまうと、目の黒目の部分である角膜にまで炎症が広がってしまうこともあり、

最悪の場合、後遺症が残ってしまうこともあるのです。

もし、角膜にまで炎症が広がった場合、完治するまでに3ヶ月もかかってしまいますので、すぐに病院に行きましょう。

「はやり目」になる原因は?

結膜炎になる原因は、「ウィルス」「細菌」「アレルギー」の3大要素が考えられます。

その中でも「はやり目」は、アデノウィルスというウィルスの感染によるもので、正式な呼び方は「流行性結膜炎」と呼ばれています。

結膜炎の中で一番かかってしまうポピュラーな症状なのです。

アデノウィルスの感染力が高いので、集団生活をしている保育園、幼稚園や、小学校ではバタバタとアデノウィルスに感染して行ってしまいます。

感染の仕方は、手指、タオル、プールの水などを介して接触感染をします。

感染者が入った後のお風呂もうつる可能性があります。感染者は最後に入浴する、またはシャワーのみで済ませるなど家庭内での注意が必要です。

「はやり目」の症状が出るまでの潜伏期間はどのくらい?

集団生活をしていて、1人でも発症してしまうと、もう感染しているようなものです。

ですが、いつから症状が出始めるのか覚悟しておくと、病院にも行きやすいですし、スケジュールも立てておくことができます。

潜伏期間は一般的に、5~14日程度と言われています。

「はやり目」の、流行りの時期は、一般的には夏の時期なのですが、最近では、冬の季節でも感染者が見られることから、季節関係なく、感染する恐れがあるということです。

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「はやり目」にならないためには?

はやり目 予防

http://kids.wanpug.com/illust21.html

どのようにして「はやり目」になってしまうのか?それが分かれば、予防することができます。

アデノウィルスの特徴は、空気感染をしないところです。

ですので接触をしなければ、感染はしないということが言えるのです。

通勤車内で、手すり、つり革につかまった手で、何気なく目を擦ってしまう、または、マスカラが気になって目を触るなどの行為は、「はやり目」に感染する行動なのです。

はやり目(流行性角結膜炎)の予防方法は、手洗い、タオルや洗面器など感染者の触れたものは使わない・触らない、貸借りをしないことです。

家族で、感染者がいる場合には、タオル、お風呂を共有しないこと、目を触らないことが予防方法になります。

目がかゆいときは、ティッシュを間に入れて目を直接触るのを避け、そのティッシュは直ちに他の人が触らないように、ゴミ箱へ捨てれば、二次感染はありません。集団生活で、みんなが守れば、感染を防ぐことができるのです。

「はやり目」になったときの眼帯は意味があるのか?

流行り目 眼帯

http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=07800012105

以前はよく、眼帯をしている姿をした子どもであったり、大人の姿を見たことがあったと思いますが、最近は見かけないと思いませんか?

医学の発達で、「はやり目」自体に感染する患者が減ったのか?なんてことも考えてしまいますが、実は、最近では、眼帯をすることを辞めさせているようなのです。

眼帯をすることで、感染を予防することが多少はありますが、実は、眼帯をすることで、片目で生活することになってしまって、遠近感がうまく掴めず転倒してしまったり、怪我をしてしまう恐れが出てきてしまい、最悪、駅のフォームに落っこちてしまいかねないと、リスクを考えると、眼帯をしないで学校や会社を休むことを勧めています。

また、保育園、幼稚園の乳児、幼児が眼帯をして生活をすると、視力が落ちてしまう危険性があるので、将来のためにもお休みをすることをお勧めします。

まとめ

「はやり目」の感染力が高いですが、予防もをすれば感染を防ぐことができます。

それでも感染してしまった場合には、少しでも症状が現れたら眼科へ行ってください。

眼科へ行くタイミングが遅れてしまうと、完治するのに3ヶ月も要してしまいますので、その間も家族は感染の予防をし続けなければならなくなりますので、早く眼科に行くことは、まわりの他の人のためにもなるのです。

どうしても、休めない仕事のときは、医師の方と相談をして眼帯の着用をしてください。

だたし、眼帯の着用は、リスクがあるということを心得てください。

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