指先のひび割れの原因は?薬と治し方
2016/09/16
さむい冬場の時期、家事や水仕事をしていると指先がぱっくりとひび割れることがありますよね。指先のひび割れは激痛が伴います。痛みに耐えながらの仕事はとっても苦痛です。
何とかしたい。治したい。そんなあなたに、指先のひび割れの原因と治し方を紹介します。
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指先のひび割れの原因は?
人間の皮膚の表面には皮脂(油分)が薄い膜のように広がってバリアのように皮膚を守っています。
皮脂(膜)は皮膚の水分の蒸発を防ぐ保湿や保護、抗菌などの働きをしています。
さむい冬場に冷たい水仕事をしていると血行不良になり、指先まで血液がいきわたらなくなります。
そうなると皮膚の細胞へ栄養がいきわたらなくなり皮膚が機能停止し皮脂の分泌が低下します。皮脂が充分足りていない皮膚は水分が蒸発し乾燥が進みやすくなります。
また水や洗剤で汚れと一緒に皮脂まで洗い流され、ますます皮膚の乾燥が進みます。
皮膚の乾燥をそのまま放置すると皮膚が硬くカサカサになってきます。そして、ある日突然ぱっくりと指先がひび割れてしまいます。
指先が痛い。しみる。鋭い痛みで指先を見るとひび割れていることがよくあります。指先は多くの末梢神経が集まっているところです。激痛に耐えながらの家事や水仕事は大変です。
これが痛いひび割れの原因です。
病院へ行くかどうかの判断基準
指先のひび割れは病院で診てもらえます。
受診する科は皮膚科が一般的です。
病院に行くかどうかの判断はひび割れの程度や状態と頻度、痛みの具合です。
痛みがひどい時、ひび割れが赤く、じくじくしている時、ひび割れを何度も繰り返している時等は一度病院で診てもらうことをお勧めします。
病院を受診すると、乾燥を防ぐための保湿クリームや傷の治りをよくするステロイドクリーム等が処方されます。
クリームはこまめに一日に数回、手指の水分を十分に拭き取り、丁寧に塗りこむと効果的です。
自宅ケアの方法と市販薬の選び方
病院に行くほどでもない。自宅ケアで充分な状態なら市販の軟膏や保湿クリームを薬局やドラッグストアなどで購入することができます。
市販薬の箱に書いてある用法容量を確認することや薬局の薬剤師に相談したりして自分の肌や体質に合った薬を購入することが大切です。
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ひび割れの予防法(乾燥対策の方法)
指先のひび割れの予防方法は手指をいつも、しっとり、ぷるぷるに潤った状態に保つこと保湿をすることです。
水分をしっかりタオルでふき取った手指に保湿クリームや軟膏をこまめに塗りこみ指先のマッサージをしましょう。乾燥や血行不良を予防することができます。
水仕事をするときはしっかりゴム手袋をするようにして、手をガードしてください。
水や洗剤により皮脂が流れて乾燥してしまうことを防ぎます。
夜、入浴後、手指に保湿クリームや軟膏を丁寧に塗った後、木綿や絹の手袋をはめて寝ると皮膚がしっとりと潤うので良いようです。
冬場は外出する時などに保温だけでなく手指の保湿のためにも手袋をつけてみるのはどうでしょう。
おしゃれな手袋を探してみてください。
いろいろな種類の手袋があるので見るだけでも楽しいですよ。
まとめ
いかがですか。
今回、指先のひび割れは、ふだんからの予防対策が大切だということがわかりました。
痛いひび割れになる前に手指を乾燥から守ることが予防対策になります。
予防対策とは手指を常にしっとりと潤うように保湿クリームや軟膏をこまめに一日数回丁寧に塗り保湿することです。また家事や水仕事をするとき、外出、就寝するときは手袋をはめるようにし保温や保湿、保護することです。
毎日のちょっとした、ひと手間がとっても痛い指先のひび割れを防止します。
毎年、冬の時期はとっても痛い指先のひび割れが悩みの種でした。
しかしこれからは、しっかり予防することで寒い冬でも痛いひび割れのない指先でいることができますね。
あなたが健康で痛みのない素敵な毎日を送れますように。
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