しもやけの原因は?効果的な治療方法や予防と対策
寒い季節になると、しもやけができて、かゆくなったり痛んだ経験は誰しもがあると思います。
たかがしもやけと甘く見ずに、炎症を起こしたら、速やかに治療してくださいね。
今回は、しもやけの原因や治療方法、予防と対策についてまとめてみました。
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目次
しもやけの原因は?なぜしもやけるになるの?
しもやけの原因は、
- 血流悪化
- 気温と皮膚表面の温度
です。冬になりますと、昼と夜で温度差が激しく、また室内と室外の温度差も激しいため、血行不良を起こし、しもやけになります。
また、手を濡れたままにしておくと、体についた水分が、蒸発する時に体の表面の熱と一緒に放出されるため、体の熱が奪われ、結果的に血行が悪くなってしまいます。
しもやけの症状は?
しもやけは、手足や耳たぶや鼻といった体の末端部分によく起こります。末端部分の症状は、赤紫の発疹が現れかゆみや痛みをともないます。
また、手足全体や太ももや臀部に起こる「多型滲出性紅斑型」という症状もあり、全体がかゆくなったり、痛むようになります。
しもやけの予防と対策
しもやけになると、場合によっては寝れなくなることもありますので、事前の予防が大切です。
一番の予防は、長時間体を冷やさないことが最も大切で、寒い時に外出する際は、完全防寒で臨んでください。
また、注意点として、体に窮屈な服や靴、靴下ですと血行不良が起こり、しもやけになりやすくなるので、ある程度ゆったりした服装がベストです。
寒い季節の時は、お風呂に入った後や汗をかいた後は、そのままにせずに水分をしっかり拭き取ることも重要です。
また、食事療法として、ビタミンEを摂取すると血行が良くなるのでオススメです。冷え性な方や寒がりの方は、体の内側から血流を良くしてみましょう。
ビタミンEは落花生、アーモンド、ヘーゼルナッツなどの豆類、かぼちゃ、モロヘイヤ、ホウレン草に多く含まれますので、意識的に摂取するようにしたいですね。
しもやけの治療方法
しもやけにかかってしまった場合は、以下の方法をお試しください。
市販のクリームを塗る
ドラッグストアに行き、しもやけ用のクリーム・軟膏をぬります。
・ヒビケア(池田模範堂)
・オロナインH軟膏(大塚製薬)
・ユースキンA(ユースキン製薬)
などが効果的なので、オススメですよ。
温冷足湯(足・手のしもやけ)
自宅でできる治療方法に、足湯があります。
40℃位のお湯と冷水を用意し、交互に患部をつけます。ポイントとして、冷水につける時間をお湯につける時間より短くすること、お湯で始めてお湯で終わることで、終わった後は、足の水分をしっかり拭き取ってください。
足湯をすることで、患部の血行促進する効果があるんですよ。
病院にいく
いろいろ試したけど、なかなか治らない場合は、病院に行くのをオススメします。しもやけがひどくなると、重症化しますので、医師に診てもらうことが重要です。最悪手足切断のケースもあるそうです。
最後に
たかがしもやけと軽くみずに、普段から予防に取り組みたいですね。体を温めることは、しもやけだけでなく、体全体の調子を整えますので、体を冷やさないように心がけましょう。
悪化して水ほうができたり、ただれたりした場合には、患部からバイ菌が入って重症化する恐れもありますので、軽く見ずに治療してくださいね。
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