葬式の男性の靴やバッグ・アクセサリー、ベルトの色等の小物マナーは?

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お葬式と言えば、喪服と靴もベルトも…とりあえず黒で揃えれば大丈夫!と思っていませんか?当日になって意外に悩んでしまうのがお葬式の小物。ただ真っ黒なだけではダメなんです。
故人を偲ぶ大切な場だから、そこに身に着けて行く物にはあなたの人としてのマナーが問われます。
直前になって困らないために、お葬式の小物の決まりについてご紹介します。
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目次
葬式の靴のマナー・男性編

http://weinmann-accessories.com/products/basic-leather-belt-for-mens-formal-wear
いちばん良いのが黒の革靴。
黒の革靴といってもデザインや素材はいろいろ。ベストなのは、内羽根タイプでつま先はストレートチップのもの。素材は合成皮革か本革の靴がフォーマルが原則のお葬式では最も相応しいといえます。
プレーントゥと外羽根タイプも次いで良いとされているため問題はありません。
普段あまり革靴を履く機会のない方には馴染のない言葉もあるので、これから分かり易く説明していきます。
内羽根タイプとは?
紐の革靴には内羽根タイプと外羽根タイプとがあります。内羽根タイプとは、靴の紐を通す部分が足の甲の内側に隠れていて紐をほどいても羽根が全開にならないものです。
ストレートチップとは?
つま先の革の切り替えが、まっすぐな一本線のデザインのことで、最もフォーマルとされています。
合皮と本革以外は?
本来は革は殺生をイメージさせるため布製の靴が最も良いとされていましたが、最近ではフォーマルのスタンダードが合成皮革か本革の靴となっているためOK。しかし、革は革でも蛇やワニなど爬虫類の革をあしらったものはタブーなので要注意。光り物と着飾ることがタブーとされるお葬式ですから、エナメル素材や金具、飾りの付いたものもやめましょう。
ブーツやスニーカーなどはカジュアルとされお葬式には不向きです。

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=31906341
お葬式に相応しいものをまとめると
◎ 内羽根タイプ…最もフォーマルとされお葬式に最も相応しい。
(紐を通す部分が足の甲の内側に隠れているデザイン)
○ 外羽根タイプ …内羽根タイプに次いでフォーマルとされ問題なし。
(紐を通す部分が足の甲の外側に出ているデザイン)
◎ ストレートチップ…最もフォーマルとされ、穴飾りのないものがベストです。
(つま先の切り替えがまっすぐな一本線になっているデザイン)
○ プレーントゥ…フォーマルだがストレートチップの方がより良いとされる。
(つま先の切り替えがないもの)
× ウイングチップ…穴飾りなどの装飾があり、やや派手とされ不向き。
(つま先の切り替えがW字になっているデザイン)
× Uチップ…カジュアルとされ不向き。
(つま先の切り替えがU字型になっているデザイン)
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葬式のバッグのマナー・男性編

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基本的にはバッグは持たないこと。財布など最低限の持ち物は内ポケットに入れておきましょう。
どうしても収まらない場合は、柄のない黒色で光沢のないものを選びましょう。
サイズは、ハンドバックかセカンドバック程度ならOK。
靴と同様に合皮か本革のものもでも問題はありませんが、極力金具の目立たないものを選ぶように注意しましょう。
ベルト

http://weinmann-accessories.com/products/basic-leather-belt-for-mens-formal-wear
黒くシンプルでバックルはシルバーのものがベストです。
金具が金のものは光り物がNGのお葬式には不向き。
型押しも殺生をイメージされているため適しません。ジャケットで隠れて見えにくいようですが、他が黒で統一されているせいもありチラッとでも見えると意外に目立ってしまうので気を付けましょう。
アクセサリー

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結婚指輪と腕時計のみ付けても問題はありません。
けれど、時計はゴールド調のものは避け、黒がベストです。
着飾ることがタブーなお葬式では、派手なデザインの場合は腕時計や結婚指輪でも失礼に当たってしまいます。
ちょっと目立つかな?と思ったら、最初からはずしておくのがマナーといえます。
知っておかないと恥ずかしいその他のマナーは?
実は、シャツや靴下、ハンカチなどきちんと色を守っていても“着古したもの”はNGだって知っていましたか?
色が合っているからといって、よれよれのシャツやハンカチ。裏が少し薄くなったような靴下を選んでしまわないように覚えておきましょう。
なお、シャツは白、靴下は黒がマナーになります。
まとめ
故人の死を悼むお葬式。自分ではきちんとして行ったつもりが、知らないうちに誰かを不愉快にさせてしまっていた…なんていうことになってしまっては悲しいですね。
そうならない為に身に着けて行く小物のマナーをしっかりと頭に入れて、この機会に喪服と合わせて一式揃えておくことが大切ですね。
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