顔が脂臭い原因と対策。顔の臭いを消すには?
「ねぇ、何か顔臭くない?臭うよ」
こんな一言、グサッときますよね。
自分では一生懸命お手入れしているのに、気をつけているのにどうしても臭いが取れない。
そんな悩みを抱えている人はたくさんいると思います。
不快な臭いを消すにはまず何故臭いが発生するのかを考えなければなりません。
どうして臭いが生じるのか、その理由によって対処法も違うからです。
以下に原因と対策、臭いを消す方法について紹介していきます。
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顔が脂臭い原因は?
まず臭いが生じる原因は何なのでしょうか?
顔が脂臭くなるのは大きく2つにわけられます。
①皮脂の酸化
実は酸化前の皮脂には臭いがありません。
では何故臭いが現れるのかというと、皮脂は雑菌にとって大好物であり、その雑菌が皮脂を食べ分解する時に臭いを出してしまうからです。
②加齢
特に男性は40代頃から「加齢臭」と呼ばれる臭いが出始めると言われています。
この加齢臭は雑菌の侵入を防ぐために皮脂を分解する過程で発生してしまうものであり、ノネナールという成分が強い臭いを放ちます。
皮脂を分解することは若い世代でも行われていることですが、ノネナール30~40代にかけて多くなっていくため、ちょうど一般的に加齢臭に悩まされる時期と重なってしまうわけです。
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対策は?
対策としてまず大切なのが洗顔です。
臭いを顔から落としましょう。
体臭や加齢臭用の石けんなどを使うとより効果的です。
ただし、気をつけなければならないのが洗う回数です。
いくら臭うからといって何回も洗うのはNGです。
洗いすぎることで皮膚が乾燥し、乾燥から肌を守るために皮脂を過剰に分泌させてしまいます。
そうなると結局は酸化の原因となり、臭いがますます強くなるばかりです。
1日2回まで、そして洗う際はゴシゴシとこすらず、優しく包み込むように洗って、洗い終わったらしっかりと洗顔料を洗い流しましょう。
洗顔料が残っているとそれもまた臭いの原因となりますので、丁寧に流しましょう。
次に保湿です。
肌に水分が少なくなってきていると、肌は皮脂をせっせと作りだしてしまいます。
そのため保湿には充分気をつかいましょう。
保湿剤にはコラーゲンやセラミドなどの保湿成分が含まれた保湿剤が良いでしょう。
丁寧に顔のすみずみまで保湿剤を肌に含ませましょう。
コットンでやるのもいいですが、手を使うのも細かいところまで指が届きおススメです。
手を使う際には手を洗った清潔な手で行ってくださいね。
顔の臭いは一朝一夕では消すことができません。
日々の積み重ねが良い結果を生みます。
皮脂の過剰分泌を防ぐためにしなければならないこと、心がけないといけないことは以下の三つです。
・睡眠をしっかりとる
・タバコやコーヒーなどの刺激物を控える
・不規則な生活を改善する
現代においてなかなか難しいことだとは思いますが、少しでも良い方向に改善されると顔の臭いも落ち着いてきます。
何もタバコをいきなりやめろというわけではありません。
まずは1本昨日より減らしてみる、これならそう難しいことではないと思います。
この1本が減らせる日々が続いたら、さらに1本減らしてみようとチャレンジできるとよいでしょう。
睡眠もいろいろな事情でとれない時は仕方ありません。
今日は充分眠れそうだと思った時はしっかりとりましょう。
とれる時にしっかりとるスタンスが大事です。
とはいえ、寝だめはあまり効果がないと言われているので、寝だめではなく定期的な睡眠を心がけましょう。
まとめ
これまで皮脂を取り除く方法を紹介してきましたが、間違えてはならないのが「皮脂=悪者」というわけではありません。
皮脂は肌を守ってくれる大切なものです。
全く無くなってしまったら、肌は脅威にさらされることになります。
しかし過剰な皮脂の生産は酸化して臭いを放つもとになるのは事実です。
丁寧な洗顔に、しっかりとしたスキンケア、そして日々の生活の改善を常に頭において実行していってください。
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