慢性疲労の症状と治療方法は?疲労回復方法は?
・体が何となくだるい
・ストレスがたまる
・思考力が散漫
・どれだけ寝ても疲れが取れない、あるいは寝つきが悪くなった
あなたは上記の項目にいくつ当てはまったでしょうか?
もしこれらの項目に一つでも当てはまったら要注意です。
これらの症状は「慢性疲労」の典型的な症状になります。
当てはまったら慢性疲労にかかっているかもしれません。
「たかが疲労でしょ?」と侮るなかれ。
慢性疲労は放置して勝手に治る病気ではありません。
むしろ悪化してしまうのです。
「今、自分は慢性疲労にかかっているのではないだろうか?」と疑問に思った時が治療するタイミングです。
以下に慢性疲労について紹介していきます。
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慢性疲労の原因・要因は?
慢性疲労の症状については冒頭で述べましたが、その要因としては様々です。
一つ目は「脳疲労」です。
難しい単語だなぁと思いました?
単語は難しいかもしれませんが、単なる脳の使いすぎによる疲労のことです。
たくさん勉強したり、考え事をしたり、仕事をしたりと私たちの脳はいつでも活動しています。
適度に休めば問題ないのですが、それが上手くいかないと脳がずっと働きっぱなしになり、疲労が蓄積し、脳疲労状態になってしまうのです。
二つ目は運動不足による疲労です。
運動していなくても疲労するの?と不思議に思いますよね。
運動すると心地の良い疲労感が生まれますが、運動不足の疲労感は体内の血流が悪くなって老廃物がたまってしまうことによって起きるため、不快感も生まれてしまいます。
結果疲れやすい体ができてしまうわけです。
また、運動不足は肥満やストレスをため込む原因ともなるので疲労と無関係ではいられません。
三つ目は病気が引き起こしている疲労です。
甲状腺疾患や癌などが疲労の影に隠れていることがあるのです。
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慢性疲労の改善方法は?
慢性疲労の治療法や回復方法はそんなに難しいことではありません。
大事なのは「栄養」、「睡眠」、「運動」です。
軽視されがちですが食生活はとても重要です。
体が疲れている時に欠けているのは食事がもたらすパワーです。
「疲れているから食べなくていいや」と思ったら大間違い。
疲れている時ほどきちんとバランスのとれた食事を摂ることが大切です。
食事を摂ることによって疲労は改善されていきます。
そして次に必要なのは睡眠です。
それもただ寝るだけではなく、できれば質の高い睡眠が理想的です。
質の高い睡眠を取ることによって慢性疲労の回復が早くなります。
朝起きた時、すっきりとした気分で起きられたなら、質の高い睡眠を取ったことになります。
とはいえ、そんな余裕ない・・・という場合はまずは睡眠時間を確保するようにしましょう。
睡眠不足が続くとストレスがたまり、体のリズムサイクルが狂うなど何一ついいことはありません。
人は眠っている間に起きている間に得た膨大な情報を処理しています。
眠らないと次の日のためのリセットができないのです。
膨大な情報を抱えたまま日々を過ごしていては、いつかパンクします。
睡眠を取ることはとても重要なことなのです。
また運動することも慢性疲労の解消に繋がることがあります。
運動不足で慢性疲労が起きることもあるのですから、体を動かせばいい訳です。
有酸素運動、無酸素運動どちらにも疲労の回復に効果があります。
体を動かすことでストレスの発散や滞りがちの血流の促進、疲れにくい体の形成になります。
他にも肥満の防止にも繋がるのでぜひ疲れている時には辛いかもしれませんが取り入れたいものです。
まとめ
慢性疲労は特殊な状態ではありません。
私たち誰もがいつなってもおかしくないありふれたものです。
もし自分が「慢性疲労かも・・・」と思ったら「栄養」、「睡眠」、「運動」を見直してみてください。
必ずどれかに問題が生じているはずです。
もしどれにも当てはまらない、疲労が長く続くようであれば病気が隠れている可能性があります。
おかしい、と少しでも思ったら躊躇わず病院を受診しましょう。
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