赤ちゃんの冬の服装・肌着はどうする?月齢別に紹介
初めて冬を迎える赤ちゃんの服って、どのようなものを着せれば良いのでしょうか。
赤ちゃんの服には、聞いたことのない名前があったり、種類もたくさんあったりして、迷ってしまいますね。
そこで、どれを購入して、どのように着せれば良いか、月齢別に応じてご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
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目次
赤ちゃんの服は大きく分けると肌着とウェアの2種類
お店に行くと、様々な名前の付いている赤ちゃんの服。
大まかに分けると、肌着とウェアに分かれ、実は大人の服とそんなに変わりません。
肌着の種類
・短肌着
・長肌着
・コンビ肌着
・ボディタイプ肌着
ウェアの種類
・ツーウェイオール
・ベビードレス
・カバーオール
それでは、各々の詳細を見てみましょう。
○肌着の種類
・短肌着
着丈が腰までの肌着。和服のように前で合わせ、ひもで結んで使う。素材は、柔らかいガーゼ素材のものが多い。汗を吸う役目があり、洗い替えも含め5~6枚は必要。
・長肌着
足先まで丈がある肌着。和服のように前で合わせ、ひもで結んで使う。短肌着の上に重ねて使うことが一般的で、素材は柔らかいガーゼ素材のものが多い。コンビ肌着のほうが長く使える上便利なので、1~2枚あればよい。
・コンビ肌着
脚の部分が二股に分かれていて、スナップ等でとめるタイプの肌着。
足元をスナップ等でとめているので、足をばたつかせてもはだけにくいのが特徴。
丈は長肌着と同じくらいで足先まで。
短肌着の上に重ねて着ることもあれば、一枚で着ることもある。4~5枚必要。
・ボディタイプ肌着
上半身はTシャツのようにかぶって着せて、股の部分のボタンでとめるタイプ。体にフィットするので赤ちゃんが動きやすい。2歳ごろまで使える。
○ウェアの種類
・ツーウェイオール
脚部分のボタンの留め方により、ドレスとして、また、股が分かれているカバーオールとして、2通り使えるドレスのこと。長く着られるので2~3枚準備しておくと良い。
・ベビードレス
赤ちゃんの体をすっぽりおおう長さのベビー服のこと。
一般的には股のないタイプを言うが、ボタンの留め方によって、脚をセパレートするカバーオールになるものもある。
・カバーオール
裾が足の形に分かれたつなぎタイプのベビー服。
足元がスナップ留め出来るもので、赤ちゃんが動いてもお腹がはだけない。
おむつ替えがしやすいのも特徴。
成長に合わせてジャストサイズを準備する。
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上記の他、赤ちゃんの服には、靴下や帽子など小物類もあると役立ちます。
肌寒い時や外出時に使いましょう。
○小物の種類
・靴下orレッグウォーマー
外出時には必ずはかせるもので、足を冷えから守り、ケガや虫刺されの防止にもなる。
レッグウォーマーは、足に履かせるだけで温度調節ができる。
夏でも、室内での温度調節や、屋外での日焼け防止にも使えるので、あると便利。
・帽子
柔らかい赤ちゃんの頭を守る為に必要なアイテム。
寒い時期はもちろん、夏は日焼け防止にもなる。
・おくるみ
赤ちゃんを包むための正方形の布。
抱っこする時にくるんだり、お昼寝時にかけたりと、1枚あると長く使える。
正方形の1つの角部分が頭を入れるためのフード状になっているものもあり、退院時にも使えるので、事前に用意しておきたいアイテムの一つ。
・ミトン
赤ちゃん用の指のない手袋のこと。
寒い時期の保温だけでなく、赤ちゃんが自分で顔をかいて傷をつけることを防ぐときに使う。
・ベスト
室内外問わず、ちょっと肌寒いときに体温調節ができる。
脱ぎ着させやすい上、赤ちゃんの動きを妨げないので、あると大活躍するアイテム。
長く使えるので、少し大きめのサイズを買ってもOK。
・アウター
新生児期を過ぎたら、全身覆うことのできるロンパース型のダウンや、ボア素材の着ぐるみタイプのアウターがあると大活躍する。
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赤ちゃんの服を着せるときに覚えておきたいこと
1. 着せ方の基本は、重ね着をすること
寒くなると、ついつい厚着をさせたくなりますが、赤ちゃんは大人よりも暑がりで汗っかきです。
特に、授乳時や寝入りのときなどは汗をかきやすく、そのままにしておくと体が冷えて体調を崩す原因に。あせもが出来てしまうこともあります。
一日の中で体温の変化も激しいので、その都度体温調節が出来るよう、重ね着で対応するようにしましょう。
重ねることで、服と服の間に空気が入り込み、保温性も増しますよ。
(赤ちゃんの背中に手を入れると、汗のかき具合や暑いかどうかがわかります。)
2. 肌着は汗っかきの赤ちゃんには必須アイテム
汗を吸い取り、肌を守る役割のある肌着は必ず用意しましょう。
綿100%の肌着は、肌触りも良く、吸湿性・法室性・通気性にすぐれ、洗濯にも強いです。
また、赤ちゃんの肌着は、縫い目が表側になっているのが特徴です。
これは、縫い目が肌に当たって、こすれたり痛くなったりしないようにとの配慮から。
着せる時に、表裏を間違わないように気を付けましょう。
月齢別!赤ちゃんの冬の服装
室内は基本的に暖房が効いていて暖かいので、肌着+ウェアで大丈夫です。
外出時は、アウターや靴下・帽子などの小物をプラスしましょう。
サイズの目安
お子さんの成長によっても異なりますが、大体の目安が上記の表になります。
1歳まではサイズがどんどん変わりますので、その時期にあったサイズの物を必要な分だけ用意するようにしましょう。
新生児期~3か月頃までの冬の服装【サイズ50~60】
新生児期の間は、短肌着+長肌着(またはコンビ肌着)+ウェアを合わせます。
足が冷たいとついつい履かせたくなる靴下は、室内では必要ありません。体が温かければ体温調節が出来ているということなので、心配ないですよ。
お宮参りなどで外出をする場合は、基本の服装に、おくるみ+靴下+帽子を合わせましょう。
生後1か月を過ぎたら、肌着を1枚減らします。冬の肌着は、厚手のものもありますので、それを着せてもいいですね。
ウェアについては、足の動きが少ない時はベビードレス、活発になってきたらツーウェイオールやカバーオールに切り替えましょう。
生後3か月~6か月の冬の服装【サイズ60】
3か月を過ぎたら、薄手の肌着+カバーオールという服装で十分です。
大人よりやや薄着くらいがちょうどいいです。
外出時は、基本の服装に、靴下・レッグウォーマー+帽子を着用します。
抱っこ紐を使用する場合はベビーケープ、ベビーカーで外出するなら、ブランケットや専用のマットマフを用意しましょう。
生後6か月~8か月の冬の服装【サイズ70くらい】
寝返りも出来るようになり、もうすぐハイハイという動きが活発な時期には、お腹の出ないボディタイプ肌着+カバーオールが良いでしょう。
ウェアは、そろそろセパレートタイプの服も着られるようになります。
気温によっては、ベストやカーディガンで体温調節をしましょう。
外出時は、靴下・帽子の他、ダウンやボア素材のジャンプスーツを着用するとしっかり防寒出来ます。
生後9か月~1歳の冬の服装【サイズ70~80くらい】
立っちやあんよの目が離せない活発な時期には、ボディタイプ肌着+暖かいセパレートタイプの服が良いでしょう。ベストやカーディガンは、体温調整も楽で便利です。
外出時には全身ジャンプスーツで、自分で動きたいという意思もしっかり尊重してあげつつ、しっかり防寒するとよいですね。
まとめ
ベビー服の種類はたくさんあるように思えますが、基本的には肌着とウェアの2種類で、組み合わせ方もそんなに難しいものではありません。
暑がりで体温調節もまだ上手くできない赤ちゃんですから、体温調節にだけ気を付けて、小さいうちにしか着られない可愛い赤ちゃん服を選んでみて下さい。
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