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2016年の秋のお彼岸とお墓参りはいつ?お供え物は?

      2016/08/10

秋のお彼岸2016

http://afun7.com/archives/2801.html

日本には「お盆」と「お彼岸」があり、どちらもお墓参りに行く時期です。
お盆は先祖供養を目的としていますが、お彼岸は先祖供養よりも修行の意味合いが強くなっています。
この「お彼岸」は日本独自の文化であり、他の仏教国にはない習慣でもあります。

今回は意外と知らないお彼岸とお墓参りについてまとめてみました。
春のお彼岸は終わっているので、秋のお彼岸について詳しく紹介していきます。

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2016年の秋のお彼岸の時期っていつ?

 

お彼岸は皆さんもご存じのように春と秋の年2回あります。
時期は「春分の日」と「秋分の日」を基準にしているため、毎年日付も変わってきます。

2016年春のお彼岸は3月17日(木)~3月23日(水)でした。
2016年秋のお彼岸は9月19日(月)~9月25日(日)です。

お彼岸の時期は春分・秋分の日を「中日(ちゅうにち)」とし、その前後3日間を含めた7日間とされています。
初日を彼岸入り、最終日を彼岸明けとも言います。

2016年秋のお彼岸
・9月19日(月)「彼岸入り」
・9月22日(木)「中日(秋分の日)」
・9月25日(日)「彼岸明け」

この期間中、お墓参りに行くのは都合の良い日で大丈夫です。しかし中日は混雑が予想されます。
ゆっくりお参りしたい方は、中日を避けましょう。
時期的にもまだ暑いので、涼しい時間帯に行くことをお勧めします。

お墓参りに持っていく物とやり方は?

秋のお彼岸2016 お墓参り

http://sinmaikun.com/post-1198

持っていく物

・お線香
・ろうそく
・お供え物
・お花
・マッチ
・掃除道具

お供え物について

秋のお彼岸では「おはぎ」をお供えします。春のお彼岸は「ぼたもち」をお供えします。
ややこしいのですが、「おはぎ(御萩)」と「ぼたもち(牡丹餅)」は呼び名が違うだけで全く同じ食べ物です。
秋は萩の花が咲くから「御萩」、春は牡丹が咲くから「牡丹餅」と呼ばれています。

他にお供えするなら、季節の果物や故人の好きだったものなどが一般的です。

お供え物を置くときは、二つ折りにした半紙の上に置くようにします。
このとき、お供えした食べ物をそのまま置いて帰らないようにしてください。

お参りが済めば、その場でいただくか、持ち帰るかするのがマナーです。

お花

仏花が一般的ですが、故人の好きだった花を供えるのも良いとされています。
トゲのある花、香りの強いもの、毒のあるものは避けるべきとも言われていますが、「故人の好きな花だったから」とあえてそれを選ぶ人もいます。

お墓参りの手順

墓前についたら、まずはお墓の掃除をします。
掃除を始める前に、手をきれいに洗って、お墓の前で手を合わせましょう。
お墓はご先祖様の家なので、「家にお邪魔させていただきます」と挨拶をするのですね。

墓石は水で洗い流しますが、細かい汚れはブラシなどで取り除いてください。その後は水気をタオルなどで拭います。
周囲の雑草も抜いておきましょう。

掃除が終わったら、お線香を焚いたり、お供えをしたりします。
ご先祖様に感謝することがお墓参りの目的ですが、近況報告も交えるとさらに喜ばれるかもしれませんね。
ロウソクの火などは手で仰いで消すようにします。

直接お墓参りに行けないとき

お墓に行けないときは、仏壇にお線香を供えて手を合わせるだけでも大丈夫です。
ご先祖様に感謝する気持ちを大切にしましょう。
お墓参りに行くご家庭も、仏壇や仏具のお清めを忘れずにできるといいですね。

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お彼岸の意味とは?

秋のお彼岸2016 意味

http://rubeusu-trend.com/2082/

仏の世界「彼岸(ひがん)」は西側にあり、人の世界「此岸(しがん)」は東側にあるとされています。
そして春分・秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むため「あの世とこの世が近づく日」と考えられ、先祖供養をするようになったと言われています。

お彼岸は、煩悩を払う修行の期間でもあります。
中日である春分・秋分の日はご先祖様に感謝をし、前後の3日間は人として大切な6つの教え(六波羅蜜)を実行する日になります。

6つの教えというのは、
布施(与えること)・持戒(規律を守ること)・忍辱(忍耐すること)・精進(努力すること)・禅定(心を乱さないこと)・智慧(真理を見極めること)です。

この機会に日頃の行いを振り返ってみると、普段は気づかないようなことに気づけるかもしれませんね。

まとめ

2016年の秋のお彼岸の時期は「9月19日(月)~9月25日(日)」です。
日頃から忙しく過ごしている方たちも、この時期だけはゆったりとした気持ちで墓前に向かってみてはいかがでしょうか?

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされていますが、秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」とされています。

形式にこだわらず、ご先祖様に対する感謝の気持ちを大切にできるといいですね。

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